スプラッシュ!ゴルフの無残
クローズドβテストにおいてスプラッシュ!ゴルフは、ゲーム性の問題のみならず、スカッとゴルフ パンヤのパクりではないかと揶揄されていた。勿論、ゴルフゲームという括りの中である以上、ゲームシステム等が似通うのは仕方無いが、コースが酷似していたりしたというのだ。
散々な評判だったにも関わらず、2008年2月20日にオープンβテストが強行されると、期待通り(?)の光景が展開された。
まず、セガのオンラインゲームでは既に名物となった初日からの接続不能状態は当然のように起こり、PSU(ファンタシースターユニバース)の状況を超えたとも言われるほどだった。
そして、パクりは疑惑ではなく、現実の物となっていた。コースのみならず、キャラクタまでがパンヤに丸被せの状態だったのだ。
勿論、オープンβテストの評判も散々だったが、それでも同年4月23日には強行サービスイン。
そして、表向きはインターネット・アドベンチャー内へ移行という形ではあったが、サービスインから僅か8ヶ月足らずの2009年2月12日にはサービス終了したのだった。
PSO以来の、「オンラインゲームはデタラメな出来でも儲かる」というセガの思い込みが生んだ悲劇(喜劇?)だろう。