三国志大戦の暗部

 デバッグは有料プレイヤ任せという体質が定着したセガだったが、三国志大戦においても、まともにテストしていれば見つかるだろうと思われるR田豊の計略バグ(※1)を残したまま正式リリースを行った。

 他にこのゲームの恒久的な問題点の一つとして挙げられるのが、マイナーバージョンアップの度に勝率と各種ランキングがリセットされてしまう事で、これがしばしば全国ランキング常連を混乱に陥れていた。
 また、バージョンアップや大会の初日に通信障害が発生して、全国対戦が出来ない事も多々有った。

 運営面でのトラブルも有った。
 2005年9月に行われた「漢中王争奪戦」では、開始当初から独走していた「蟹 天印」氏が大会終了迄トップを守り抜き、そのまま終了した。
 通常は大会終了の翌日に結果がセンターモニタに表示されるのだが、何故か結果が発表されない。そして一週間が経過し、ようやく結果が発表されると、トップは「蟹 天印」氏では無いどころか、上位6人の中にもその名は無かった。
 実は、大会中に「『蟹 天印』氏に不正の疑惑がかかっている」という噂が流れており(セガのゲームセンター店員であり、フリープレイも併用していたとの事)、それに関する調査で発表が遅れたのだろうが、セガからは何のコメントも無かった
 以後、それに関するコメントは一切発表されておらず、闇の中のままだ。

注記

※1
  R田豊の計略「隙無き攻勢」は本来、「自分を含めた範囲内の部隊の武力を上昇させ、効果終了後に生存部隊数の士気(MPの様なものと考えて差し支えない)が還元される」という計略だが、それに加えて「対象部隊全員に乱れ撃ち(弓兵のみだが、射程距離内に居る全ての敵を攻撃出来る様になる)の効果を附随する」という、明らかに間違った効果が付いていた。
 なお、「乱れ撃ち」は本来、SR太子慈専用の計略。



 暗部はとにかく隠す。それもセガの体質。


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