ファンタシースターユニバース(PSU)の、予想を越える不祥事

 PSOの経験者の多くはセガの体質を思い知っていたので、PSUも同様の不具合を繰り返すだろうと思っていた。が、実際には、その想像さえ越えるような厚顔無恥な不具合を連発する事となった。

 2006年8月31日にパッケージが発売されサービスインしたが、その初日からアクセス過多による接続不能が多発した。シリーズで度々繰り返された事が再び起き、「予想以上の人気による混雑のため」と言われたが、それは正しくない。
 実際には、ソニックチーム側がコストをケチって、最低限の回線/機器しか用意していなかったからで、それは、ある程度の期間経過後の減少したプレイヤ数を念頭においていたからである。つまり、初期の接続ユーザ数に対して充分な設備を用意する事がコストの無駄と考えていたのである。当然、そうやって浮かせたコストは、それまでのシリーズと同じようにソニックチームの懐へと入っていった

 さらには、種々の不具合がウジャウジャと湧き出してくる。勿論その中には、それまでのシリーズ通り、βテスト中にプレイヤから報告が有ったのに、ソニックチーム側が黙殺した物も含まれていた。

 ソニックチームは緊急メンテナンスを繰り返して事態を収集しようとしたが、元より充分な知識や技術が無い上に、コストカットで充分な機材も持っていないソニックチームには為す術が無く、9月いっぱいを試験サービス期間とするという、前代未聞の措置を行う事とした。
http://phantasystaruniverse.jp/news/wis/?mode=view&id=34
 つまり、正式パッケージ発売後/サービスイン後にテスト期間を設けるという、恥知らずな対処を行うことになったのだ。所謂、「有料βテスト」である。

 その後も大なり小なりトラブルは続いていたが、接続不能のトラブルだけは徐々に減少していった。
 但しこれは、それまでのソニックチームの体たらくに呆れた多くのプレイヤがプレイ自体をやめたためであって、サーバ側に何らかの改善が有った訳ではない
 そして、バグに起因するトラブルの多くは改善されず、また、メンテナンスの毎に新たなトラブルが起きるという、最早シリーズ名物となった光景も繰り返された。

 勿論、こうしたトラブル体質は、ファンタシースターオンラインブルーバースト(PSOBB)やその後のシリーズにも受け継がれていった。



 こうしたトラブルを繰り返すと、当然、シリーズを経る毎にプレイヤは減っていくのだが、あまりにも長期に渡ってこうした体質が継続しているため、古いシリーズの悪評を知らない新規プレイヤが新シリーズの罠に掛かるという事態が繰り返されている。


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