オンラインクエストの不具合に対するカスタマサポートの対応

 オンラインクエストの一つ、「消えたマラカス」は、2001年7月19日に配信された古いオンラインクエストだが、2004年5月、ふとした事でこのクエストに関してフランス人プレイヤと話をする機会があった。その際に、「消えたマラカス」をフランス語設定でプレイすると、台詞の殆どがドイツ語で表示されるという事を聞き、カスタマサポートへと修正を要求するメールを送った。

2004年5月19日送信(当チーム→カスタマサポート)
DC版PSOオンラインクエスト「消えたマラカス」について。

言語設定をフランス語で「消えたマラカス」をプレイすると、
台詞の殆どがドイツ語で表示されてしまいます。
早急に修正をお願いします。

2004年5月26日受信(カスタマサポート→当チーム)
回答にお時間をいただきまして、誠に申し訳ござい
ませんでした。

このたびは「PHANTASY STAR ONLINE」につきまして
ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。

お知らせいただきました現象についてお調べいたしました
ところ、ご指摘の通り、言語設定をフランス語にして、
オンラインクエスト「消えたマラカス」をプレイした際、
プレイ中にドイツ語が表示されるという不具合を確認いた
しました。

しかしながら、システム上修正が困難なため、お見苦しい
点もございまして大変恐縮ではございますが、該当クエストを
プレイなさる際には、フランス語以外の言語にてプレイして
いただきますよう、お願い申し上げます。

このたびの件につきましては、大変なご迷惑およびご不便を
おかけいたしますことを重ねてお詫び申し上げます。

 ……えっ? というのが正直な感想。
 そりゃ、面倒だから修正なんぞしたくないだろうけど、そもそもは配信する時に自分らがミスをしたのだから、修正するのが当然なはず。……にも関わらず、堂々と修正要求を拒否
 しかも、修正といっても、当該の台詞部分を修正したクエストデータを差し替えアップロードすれば良いだけの事。そもそも、その程度の修正が不可能なシステムなら、クエストの新規アップロード自体が出来る訳が無いのだ。それがなぜ、「システム上修正が困難」なのか? つまり、修正したくないがために、「システム上修正が困難なため」と嘘までついているのだ。

 さて、これがもし、「日本語設定にしていると、台詞がフランス語で表示される」という不具合だったら、ソニックチームはちゃんと修正していたのだろうか? 恐らく、苦情ももっと多数有っただろうし、修正に応じていただろう。となると、フランス語設定で、苦情も少ないので、修正を拒否したという事になる。「海外プレイヤは金にならないから」修正に応じなかったという見方も出来るが、いずれにせよ、「世界的に他のプレイヤと一緒にプレイが出来る」というPSOの大きな魅力の一つに、ソニックチーム自らが傷をつけていた事には間違い無い。



 面倒な事、特に直接金にならない事はやらないというソニックチームの姿勢が露骨に見える一件。また、そうした修正に応じない理由や、自分らの知識/技術不足を隠すためには、平気で嘘をつくという姿勢も、この一件には表れている。

 「消えたマラカス」と言えば、敵雑魚の足が異様に速くなるという特徴があったクエストだが、実はこれもバグ。しかも、同じ敵の足の速さが、プレイヤによって異なって見えるというオマケ付き。但し、プレイ上にさほど支障が無いため、仕様として扱われてしまっている。


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