セガワールド上小田井の場合

 2010年1月10日、セガワールド上小田井mozoワンダーシティ内のつくって走ろう!でこぼこモータース(子供向けカートアトラクション)において、店員が業務中にカートとガードレール(高さ8cmほどの鉄製物体)に足を挟まれるという事故に遭った。
 この店員は病院で左足首靱帯損傷と診断されたため、労災申請を上司に頼んだものの「店長から話があるまで病院には行かないでくれ」と言われ、結局3月末まで行くことが出来なかった。つまり、セガ側は労災報告せずに揉み消しを行おうとしていたのだった(こうした労災の揉み消しは、大手の会社でも決して少なくない。筆者が直接知っているだけでも、am/pm大岡山東工大前店を始めとして数件が有る)。

 その店員は、3月末日に上司からの「おまえもういらない。辞めたら」の一言で辞めさせられた。
 在籍中に労災申請が出来なかった彼は、在籍していた住所を管轄している名古屋西労働基準監督署に出向いて全てを話し、自ら労災申請を行ったのだった。
 実は、この店では彼と同様の事故がそれ以前にも少なくとも2件発生しており、それらに関しては労災報告さえされていなかった

 彼に関しては労災は終了したものの完治しておらず、冷えると足首に痛みが走る状態だという。
 そして何より、「おまえもういらない。辞めたら」という上司の屈辱の一言が未だに彼を精神的に苦しめ、かの施設そのものにも踏み入る事が出来ないそうだ。

 入社当初は必死で頑張っていた彼を、結局、セガは使い捨てたのだった。



 セガに長い事居れば、セガの色に染まってしまうという事なのか? 彼自身がそうならない内にセガから離れる事になったのは、不幸中の幸いだったのだろうか?


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