isao.netからDTIへの事業譲渡に伴うゴタゴタ

 2008年7月30日、DTIがisao.netの事業譲渡を受けるとDTI(※1)の親会社フリービットがリリース。
http://www.freebit.com/ir/pdf/2008-07-30.pdf
 但し、ISAOのオンラインゲーム事業(ゲームアカウントサービス)等は無関係。
 つまり、DTIがISAOのISP事業を買い取った形になっている。
 この買取り額は5億円で、ISAOの資本金である2億7900万円の倍近くにも当たるという不自然に高い額だった。
 この額はTrustコンサルティングが行った査定によるものらしいが、オンラインゲームアカウントのユーザも顧客として勘定に入れている(※2)らしく、isao.netの顧客を正確に把握していないらしいのが一因となっていた。
 また、TELコミチケット(※3)の残時間は負債として計上されていなかった

 同年8月29日、isao.netが2008年9月1日よりのDTIからの提供サービスとして、
1.isao.netの接続サービス、メールサービスの設定変更は無し。
2.isao.netのIDでご利用のゲームコンテンツは継続して利用可能。
3.利用料金の変更は無し。DTIとのサービス統合時も1年間は現在の料金で利用可能。
4.isao.net入会時キャンペーン特典は案内通り適用。
とリリース。
http://isao.net/spstat/modules/bulletin/article.php?storyid=1125
 しかし、これはisao.net側のフライングであり、DTI側が了承したものではない
 実際、以降、DTI側にはこれに関する記述は無い

 同年12月25日、isao.netより、DTI以降後の料金体系についての説明メールが来る。が、当然ながら、アカウントが生きていてもメールアカウントが削除されているユーザには連絡は来ない
 重要な(そして、不都合な)事を封書では連絡しないという、ドリム返金の時と同じ汚いやり口だ。
 メールにはサービス&料金の変更が明記されており、同年8月29日のisao.netのリリースと異なっているが、それに関する説明は皆無
 isao.netの定額随時コースからDTIの月額制への移行は好みの問題だが、問題はTELコミチケットコースの場合。TELコミチケットコースはプリペイドの従量制なのに、これが勝手に月額制にされるというのは、無茶というか詐欺
 また、「メールのみ利用のお客様はUbicプランへ移行」とも書かれているが、そもそもisao.netにはメールのみ利用のコースは存在しない。メールアカウント自体はTELコミチケットコースでも3ヶ月に1度以上isao.netのアカウントで接続する事によって保持される。つまり、メールのみ利用という事は、TELコミチケットコースの一部、という事。
 なお、TELコミチケットコースの残時間については、対応が決まり次第連絡との事。

 2009年1月26日、DTIより「ご入会のご案内」が届く。しかし、書類に記載されている入会日は2008年9月1日になっている
 一方で、会員サポート(オンラインコンシェルジュ)は2009年2月5日以降でないと使用出来ないという矛盾。  また、この時点で解約を申し出ても、25日を過ぎているため、当月扱いでの解約とはならない。わざわざ解約出来ないタイミングで送付するあたり、DTIの汚さもisao.netに負けず劣らず。
 これも2008年8月29日のisao.netのリリースと異なっているが、やはり、それに関する説明は皆無
 未だにTELコミチケットプランの残時間の扱いは通知されていない。また、TELコミチケットプランの残時間が有っても、isao.netのメールアカウントが消されているユーザに対しては、DTIからの書類(「ご入会のご案内」)送付さえ無い
 メールアカウントが残っていて、定額コースではないユーザは、強制的にUbic(メールアカウント)プランにされているTELコミチケットの残時間の扱いに関するアナウンスが行われていないのに、勝手に月額制のプランにされるという詐欺っぷり。

 明らかに通知に矛盾が有り、また、消費者契約法違反に当たるので、それに対する質問をDTIカスタマーサービスに送ると、担当の宮本や藤木は矛盾や法律違反に関する質問は完全に無視。やがて、完全に問い合わせメール自体を無視するようになる。

 結局、DTIの不当契約に強行に抵抗したユーザーは契約を逃れたが、気弱なユーザや譲渡に気が付かなかったユーザは、無理やり契約され、利用料の支払いを強要された

注記

※1
 かつてはユーザ評価1位の優秀なISPだったが、スパム業者への回線レンタルを主な業務とするフリービットの傘下に入ってからは、親会社同様のヤクザまがいのISPとの評価になった。

※2
 オンラインゲームアカウントのユーザには、アカウントのみ使用していてISPとしてのisao.netを使用していなかったり、アカウントサービスが終了すればisao.netとの契約を解除するユーザも多くいるので、isao.netの顧客と呼べる数とは大きく差が有る。

※3
 isao.netの電話代込みの接続料プリペイドサービス。



 類は友を呼ぶとでも言うのか、汚いやり口はDTIも一緒だった。


戻る